DIY

【実体験】DIYで開き戸から引き戸にする方法

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こんにちは、DIYアドバイザーの【ゆうちゃき】です。

開き戸から引き戸に変えたいけど、方法が分からない
できるだけ費用を抑えて安全なドアにしたい
この記事では自分で作業して、安全で安くできる方法を紹介します

こんな悩みを解決するため、実際に自宅で行った開き戸から引き戸への交換作業を、写真付きで詳しく解説します。

この記事で伝えたいこと

  • 引き戸のメリットとデメリット
  • オススメする商品はひとつだけの理由
  • 引き戸にする手順
  • 完成後のまとめ 
  • 無料でプロに相談できる方法

引き戸のメリットとデメリット

まずは引き戸に変えたときのメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

【安全性の向上】

  • 指を挟む心配がない
  • 勢いよく閉まる危険性がない
  • 小さな子供でも安全に使用できる

【省スペース】

  • 開き戸のような開閉スペースが不要
  • 狭い廊下でも快適に使用可能

【機能性】

  • オートクロージャー付きなら自動で静かに閉まる
  • 開閉がスムーズ
開き戸は勢いよく閉まる時があるので、子供が指を挟んだりしないか心配でした

デメリット

【性能面】

  • 遮音性が開き戸より劣る
  • 気密性が低下する
  • 隙間風が入りやすい

【設置面】

  • 壁にスイッチがあると干渉する可能性
  • 取り付け作業が必要

対策方法
デメリットは工夫次第で改善可能です。
隙間風対策には100均の隙間テープを使用し、遮音性は付属の隙間隠しパーツで向上させることができます。

デメリットは確かにありますが、私は開き戸が閉まったときに子供が指をはさんで大泣きした事のほうが大変だったので引き戸に変えました

おすすめの商品は【エコ引き戸】

今回使用した商品はマツ六さんが販売している【 エコ引き戸 】という商品。

この商品は、ドアを吊り下げる為の上レールだけじゃなく、すきま風対策の付属品が充実している点が最大の特徴です。
DIYで引き戸にすると隙間が必ずできてしまうので、付属品がかなり重要になっていきます。

【 バーンドア 】と検索すると同じような物が出てきますが、ほとんどがドアを吊り下げるレールのみの販売なので、ドアを作り直すか、新しく買う必要がでてくるので注意が必要です。
ドアを作るのは大変な作業になるので私はオススメできません。
今あるドアをそのまま使えるのがエコ引き戸が一番かんたんでコスパが良い方法だと思います。

早見表にまとめると こんな感じです。

 エコ引き戸バーンドア
価格約30,000円約13,000円
付属品隙間対策パーツなど多数レール本体のみ
既存ドア使用可能使用不可
作業難易度中級上級

オートクロージャの必要性

推奨:オートクロージャー付きおすすめしたい

実際に使用してわかったのですが、オートクロージャーなしだと子供がドアを中途半端に開けたままにしがちです。
親が毎回閉めに行くのは想像以上に面倒なので、少し高くてもオートクロージャー付きをおすすめします。

DIYで引き戸にする手順

ここからは引き戸にする手順を実際に作業した画像を使って解説していきますが、まずは作業に必要な工具や目安の時間などをまとめました。

必須工具

  • インパクトドライバー(電動ドライバーでも可)
  • 糸ノコ(レール調整用)
  • メジャー
  • 水平器
  • 鉛筆(墨出し用)
  • ドリルビット(石膏ボード用)

推奨工具

  • エアコンボードアンカー(石膏ボード壁の場合)
  • 接着剤(隙間テープ固定用)

材料

  • エコ引き戸本体
  • 隙間テープ(100均で購入可能)

作業時間の目安

  • 準備作業:30分
  • 取り付け作業:2-3時間
  • 調整作業:30分

ここから実際の作業手順に入っていきます。
一緒に頑張ってDIYしていきましょう!

商品の確認

商品が届くと長細い段ボール箱に以下の部品が入っています。

部品の名前

  1. レール:既存ドアを吊り下げる
  2. ランナー:ドアの上部に付ける
  3. ドア枠カバー:ドアと壁側の外枠に付けて見栄えを良くする
  4. 左上④ガイドレール:ドアの下部に付けてばたつかせない
  5. 右下④ ネジやドアハンドル:ドアハンドルが特殊
思ったより少ない部品でした

既存ドアの撤去

ドアを完全に開く

付け根にある蝶番から外す【垂直に持ち上げる】

注意点と解説

ドアは開いた時の内側にある金具の部分【蝶番】に乗ってるだけなので持ち上げて外します。
まっすぐ引き上げるのがコツ。
ドアが重い場合もあるので注意してください。

金具類の撤去

ドア本体に付いている金具【丁番】【ドアハンドル 】ドアの外枠に付いている受け具【ラッチ受け】を外します。
ドライバー1本でできますが、インパクトドライバーや電動ドライバーなどがあると非常に便利で早い

ランナーの取付

1.ランナー(ローラー)を既存ドアの上部、ドアの厚さを確認して中心の位置でネジ止めする
2.前後の2カ所を同じように取付する

ガイドレールの取付

ドアの幅に合わせて部品をカット
【糸ノコ】があると簡単にカットできるのでオススメ。

カットしたら部品を組み合わせてドアの下部にネジ止め。
画像のようにコの字のようなレールを下向きに、L字のレールを手前向きで上に被せてセットするので注意。
コの字レールは室内側にくるようにします。

ガイドレールとは

引き戸は上から吊り下がっているだけなので、少しの風などでドアがバタバタしてしまいます。
それを防ぐために固定する部品です。

ドア枠にカバー【 縦扉キャップ 】を取り付ける

・縦扉キャップAとBがあるので、まずは長さの調整。
 【 手順4 】で取り付けたガイドレールの高さが20㎜あるので、ドアの高さ+20㎜でカットしてください。

・縦扉すきまかくし【 ゴム製の長いヒモのような部品 】も同じ長さにカット。
 縦扉キャップBのくぼみに入れて 落ちてこないように下部を接着剤で止めます。

これで、すきま風を防ぐことができます。

既存ドア 上レールの取付

【間違いやすいポイント】

・レールの長さを調整する
 カットするときは、ドアの引き込み側をカットする【 ドアを正面で見た時に 右側をカットする 】 

・カットしたレールを取付する位置に 印【 墨出し 】をつける。

・レール【アングル】の取付

 L字アングル

コの字の上レールの2つをドア幅【横】+50ミリの長さでカットします。
コの字レールを隠す 化粧プレート も同じ長さにカットする。

・レールの取付位置

 壁側にドア高さ【縦の長さ】+58ミリの位置で墨出しする【 鉛筆などで横線を書く 】
私はドア枠に乗せるようなイメージで合わせてみたらベストな位置でした。
横の位置はドア枠【縦】の内側に合わせます。

・ネジで固定

 この時に壁が石膏ボードの場合はネジでの固定ができません。
石膏ボードの裏に隠れてる梁【木】に打ち込む必要があります。

石膏ボードの調べ方

画鋲📌とかを壁に刺して白いサラサラした粉が針に付くようならそれは石膏ボードです。

しかし、私のように石膏ボードに打ちこむしかない場合は【エアコンボードアンカー】という商品を使うと便利。

エアコンボードアンカーとは

石膏ボードにエアコンを固定する為の商品で、ガッチリと固定することが可能。

注意点:

ドリルで石膏ボードに穴を開ける必要があるため、インパクトドライバーに使う【 ドリルビット 】を準備しましょう。

既存ドアを取付レールに入れる【 吊り込む 】

いよいよ最後の仕上げに入ります。
もう少しで完成!

取付部品

・取付した上レールにランナーが付いたドアを横からスライドさせるように入れます。
・外れないようにゴム製の上レールキャップを両端に入れて完成。

戸当たり・ガイドローラーを付ける

戸当たり【 ドアを閉めた時のストッパー 】ガイドローラー【 ドアがバタバタしないようにする為の固定部品 】を付けます。

・戸当たりはドアを閉め切った側に合わせて床にネジ止めする
ガイドローラーは閉め切った状態での反対方向にネジ止めする

完成後のまとめ

無事に取り換え完了できましたか?

今回は家で使っているドアをそのまま利用できるのがポイントの一つですが、私の場合はドアの重さが30キロくらいあって商品説明での重量オーバーだったので開け閉めに少しの力が必要な感じです。
念のためメーカーに取り付けても大丈夫と電話で確認済なので安心。
6歳になったの娘でも開け閉めは問題なく、ケガをした原因も解決できて良かったと思います。

DIYが初めての人でも失敗しないようにするためのロードマップも作ったので参考に見てください 😉 

【 もう悩まない 】DIY初心者の為に作った完全ロードマップ

続きを見る

迷ったらプロに問い合わせをしてみるのもアリ

それでもなんとなく心配な方のために無料で相談できるプロを紹介します。

今回の引き戸にするためには少し難しい作業もありました。
既存ドアをそのまま使用するので力も必要だし、穴あけなどの作業は正確に位置を測る必要があるので、作業を実行する前に地元のプロに相談するのも失敗しない一つの方法です。

今回紹介する【 zehitomo 】さんは近くの工務店などを紹介してくれるサービスを提供しています。
相談は完全無料なのでまずは相談から気軽に使ってみてください 🙂 
相談したから必ず依頼しないとダメなんてことは一切ないので安心してくださいね。

お問い合わせはコチラ

なにか分からないことがあったら気軽にゆうブログへ質問してください!
たのしくDIYしてきましょう。
ありがとうございました 😆 

購入した商品はこちらです。

DIYで引き戸にする手順

ここからは引き戸にする手順を実際に作業した画像を使って解説していきますが、まずは作業に必要な工具や目安の時間などをまとめました。

必須工具

  • インパクトドライバー(電動ドライバーでも可)
  • 糸ノコ(レール調整用)
  • メジャー
  • 水平器
  • 鉛筆(墨出し用)
  • ドリルビット(石膏ボード用)

推奨工具

  • エアコンボードアンカー(石膏ボード壁の場合)
  • 接着剤(隙間テープ固定用)

材料

  • エコ引き戸本体
  • 隙間テープ(100均で購入可能)

作業時間の目安

  • 準備作業:30分
  • 取り付け作業:2-3時間
  • 調整作業:30分

ここから実際の作業手順に入っていきます。
一緒に頑張ってDIYしていきましょう!

商品の確認

商品が届くと長細い段ボール箱に以下の部品が入っています。

部品の名前

  1. レール:既存ドアを吊り下げる
  2. ランナー:ドアの上部に付ける
  3. ドア枠カバー:ドアと壁側の外枠に付けて見栄えを良くする
  4. 左上④ガイドレール:ドアの下部に付けてばたつかせない
  5. 右下④ ネジやドアハンドル:ドアハンドルが特殊
思ったより少ない部品でした

ここからは実際の作業手順です。

既存ドアの撤去

  1. ドアを完全に開く
  2. 付け根にある蝶番から外す【垂直に持ち上げる】

注意点と解説

ドアは開いた時の内側にある金具の部分【蝶番】に乗ってるだけなので持ち上げて外します。
まっすぐ引き上げるのがコツ
ドアが重い場合もあるので注意してください。

金具類の撤去

ドア本体に付いている金具【丁番】【ドアハンドル 】ドアの外枠に付いている受け具【ラッチ受け】を外します。
ドライバー1本でできますが、インパクトドライバーや電動ドライバーなどがあると非常に便利で早い

ランナーの取付

1.ランナー(ローラー)を既存ドアの上部、ドアの厚さを確認して中心の位置でネジ止めする
2.前後の2カ所を同じように取付する

ガイドレールの取付

ドアの幅に合わせて部品をカット
【糸ノコ】があると簡単にカットできるのでオススメ。

カットしたら部品を組み合わせてドアの下部にネジ止め。
画像のようにコの字のようなレールを下向きに、L字のレールを手前向きで上に被せてセットするので注意。
コの字レールは室内側にくるようにします。

ガイドレールとは

引き戸は上から吊り下がっているだけなので、少しの風などでドアがバタバタしてしまいます。
それを防ぐために固定する部品です。

ドア枠にカバー【 縦扉キャップ 】を取り付ける

・縦扉キャップAとBがあるので、まずは長さの調整。
 【 手順4 】で取り付けたガイドレールの高さが20㎜あるので、ドアの高さ+20㎜でカットしてください。

・縦扉すきまかくし【 ゴム製の長いヒモのような部品 】も同じ長さにカット。
 縦扉キャップBのくぼみに入れて 落ちてこないように下部を接着剤で止めます。

これで、すきま風を防ぐことができます。

既存ドア 上レールの取付

【間違いやすいポイント】

・レールの長さを調整する
 カットするときは、ドアの引き込み側をカットする【 ドアを正面で見た時に 右側をカットする 】 

・カットしたレールを取付する位置に 印【 墨出し 】をつける。

・レール【アングル】の取付

 L字アングル

コの字の上レールの2つをドア幅【横】+50ミリの長さでカットします。
コの字レールを隠す 化粧プレート も同じ長さにカットする。

・レールの取付位置

 壁側にドア高さ【縦の長さ】+58ミリの位置で墨出しする【 鉛筆などで横線を書く 】
私はドア枠に乗せるようなイメージで合わせてみたらベストな位置でした。
横の位置はドア枠【縦】の内側に合わせます。

・ネジで固定

 この時に壁が石膏ボードの場合はネジでの固定ができません。
石膏ボードの裏に隠れてる梁【木】に打ち込む必要があります。

石膏ボードの調べ方

画鋲📌とかを壁に刺して白いサラサラした粉が針に付くようならそれは石膏ボードです。

しかし、私のように石膏ボードに打ちこむしかない場合は【エアコンボードアンカー】という商品を使うと便利。

エアコンボードアンカーとは

石膏ボードにエアコンを固定する為の商品で、ガッチリと固定することが可能。

注意点:

ドリルで石膏ボードに穴を開ける必要があるため、インパクトドライバーに使う【 ドリルビット 】を準備しましょう。

既存ドアを取付レールに入れる【 吊り込む 】

いよいよ最後の仕上げに入ります。
もう少しで完成!

取付部品

・取付した上レールにランナーが付いたドアを横からスライドさせるように入れます。
・外れないようにゴム製の上レールキャップを両端に入れて完成。

戸当たり・ガイドローラーを付ける

戸当たり【 ドアを閉めた時のストッパー 】ガイドローラー【 ドアがバタバタしないようにする為の固定部品 】を付けます。

・戸当たりはドアを閉め切った側に合わせて床にネジ止めする
ガイドローラーは閉め切った状態での反対方向にネジ止めする

完成後のまとめ

無事に取り換え完了できましたか?

今回は家で使っているドアをそのまま利用できるのがポイントの一つですが、私の場合はドアの重さが30キロくらいあって商品説明での重量オーバーだったので開け閉めに少しの力が必要な感じです。
念のためメーカーに取り付けても大丈夫と電話で確認済なので安心。
6歳になったの娘でも開け閉めは問題なく、ケガをした原因も解決できて良かったと思います。

DIYが初めての人でも失敗しないようにするためのロードマップも作ったので参考に見てください 😉 

【 もう悩まない 】DIY初心者の為に作った完全ロードマップ

続きを見る

迷ったらプロに問い合わせをしてみるのもアリ

それでもなんとなく心配な方のために無料で相談できるプロを紹介します。

今回の引き戸にするためには少し難しい作業もありました。
既存ドアをそのまま使用するので力も必要だし、穴あけなどの作業は正確に位置を測る必要があるので、作業を実行する前に地元のプロに相談するのも失敗しない一つの方法です。

今回紹介する【 zehitomo 】さんは近くの工務店などを紹介してくれるサービスを提供しています。
相談は完全無料なのでまずは相談から気軽に使ってみてください 🙂 
相談したから必ず依頼しないとダメなんてことは一切ないので安心してくださいね。

お問い合わせはコチラ

なにか分からないことがあったら気軽にゆうブログへ質問してください!
たのしくDIYしてきましょう。
ありがとうございました 😆 

  • この記事を書いた人

ゆうちゃき

東北在住・営業マン 投資歴7年 資産900万円達成 地方×サラリーマンの投資術|初心者向け実践アドバイスで投資の失敗を防ぎます。

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