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【 簡単 】 初心者でも作れる ビオトープをわかりやすく解説

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今回はベランダでも飼育できる屋外ビオトープの作り方を解説します。

 

室内でメダカ、金魚、熱帯魚を飼っている私ですが、もっと簡単かつ自然に近い状態で飼える方法はないかと調べた結果、ビオトープにたどりつきました。

 

この方法を使うと水槽管理も楽にできるのでおすすめです。

 

この記事が伝えたいこと

  • ビオトープとは何か
  • ビオトープの作り方
  • ビオトープでの生体の飼い方
  • ビオトープでおすすめの植物や水草
  • 完成 と まとめ

 

 

ビオトープとは何か

 

初めにビオトープとは何なのかを簡単にご説明します。

 

ビオトープとは自然に近い環境の水槽を作り、生態を飼育する事です。

 

水鉢を使った小型のものなら、広いスペースがなくても簡単にはじめられるのでベランダの片隅で水辺の植物と生き物が暮らす小さな楽園を作る事ができます。

 

今回はビオトープの作り方やメダカなどの飼い方、その後の感想までご紹介します。

 

ビオトープの作り方

 

私が今回ビオトープを作るのに使った材料です。

 

使用した材料

  • トロ船、水鉢などの容器
  • 底床材 【 赤玉土         】
  • 木材  【 2×4 ツーバイフォー材 】
  • 石   【 庭に落ちていた物    】
  • 水草  【 ホテイ草  アナカリス 】
  • 生体  【 メダカや金魚など    】

 

そして以下はあれば便利な材料です。

 

  • ソーラーポンプ 【 ろ過循環器 】Amazonで購入
  • すのこ     【 日除けの為 】100均で購入

 

画像を載せながらの手順を紹介します。

 

水槽

水槽になる容器【 トロ船 】

 

まずは水槽となる容器

 

今回は野外飼育が目的なのでトロ船という商品を準備しました。ホームセンターで飼うことができます。

 

ちなみに私はカインズホームで購入しました。理由は緑色のトロ船が多い中、黒色があったからです。

 

これに少し雰囲気を出したいので装飾をしていきます。

 

トロ船に木枠を付ける

 

 

私は残っていた木材を使用しましたが、ホームセンターで売ってる合板( ベニヤ板 )

をお店でカットまでしてもらうと組立が楽になります。

 

横 740㎜ × 縦 220㎜  2枚

横 420㎜ × 縦 220㎜  2枚

 

このサイズのベニヤ板を用意して、短い板を挟むようにネジで固定します。

 

 

出来上がった囲い (枠) に屋根を付けるようなイメージで板をネジ止めします。

 

木材に腐食防止加工をする

 

このまま外で使ってしまうと雨などの影響で腐食してしまうので、今回は焼杉という昔からある方法で対策します。

 

木材

焼杉にする為の作業

 

今回は塗装ではなくガスバーナーで焼きました。作業自体もガスバーナーで焦げ目をつけるだけです。

昔からある焼杉と呼ばれるもので表面を焼いて耐久性を上げつつ、自然な見た目に仕上がるので野外の雰囲気にも合います。

 

オーバーフローを取り付ける

 

 

焼杉を組み立てたらオーバーフローを付けます。

 

重要

オーバーフローとは雨などで水位があがっても溢れ出さないようにするための流し口

設置しないで水が溢れるとメダカなどが脱走してしまう可能性があるので必ず付けましょう。

 

付け方はトロ船に木枠をかぶせた状態でホールソーで一気に穴を開けました。

開けた穴に適当な長さにカットした塩ビパイプをさしたら完成です。

 

赤玉土やレンガなどをいれてレイアウトしてみる

 

 

完成した水槽に赤玉土を敷き詰め、レンガや石をレイアウトして水を入れれば完成ですが

水は直接入れると赤玉土がくずれて濁るので、

皿などを中において、それに当てるように注水すると良いですよ。

そして水が溜まったらスグに生体を入れるのは厳禁です!

水道水に含まれるカルキは魚たちに有毒なので、

そのまま1週間ほど放置してカルキ抜きをさせてから

魚たちをお迎えしてください。

 

ビオトープでメダカたちの飼い方

 

水槽が大きく水量も多いので様々な種類の生物を育てられるビオトープですが、小型で環境への適応能力が高いメダカは、初心者の方でも飼いやすいビオトープ向きの魚です。

メダカの健康状態は水量に大きく左右されるので1匹に対して1Lくらいで何匹を飼育するか考えると良いです。

環境が整うまでは1日 朝夕 2~3分で食べきる量を1~2回程度 与えますが、ある程度は自然のサイクルにまかせてあまりエサを与えないことも大切なので徐々に量と回数を減らしていきます。

 

ビオトープにおすすめの水草

 

私が使用したのは 【 ホテイ草 】【 アナカリス 】の2つになります。

あまり詳しくなかったので私のような初心者にも簡単で代表的な水草を選択しました。

 

ホテイ草

 

 

注意ポイント

ホテイアオイは丈夫な水草ですが、日光不足と寒さに弱い植物です。日当たりのよい場所で育ててあげるのが良いでしょう。

地域によっては冬になると枯れてしまうので、その時は室内で管理してあげましょう。もし枯れてしまっても春になって暖かくなると新芽を出して復活することもあります。

 

アナカリス

 

 

注意ポイント

アナカリスも丈夫で成長が早い水草です。低床材【 赤玉土 】に植えてあげれば自然と育つし、トリミングをして植え替えしてあげると簡単に増えます。アナカリスも日光を好むので日当たりの良い場所においてあげましょう。

 

ほかにも【 マツモ 】【 睡蓮 】など色々な種類があるので、好みの水草を入れてあげるとオリジナルの美しいビオトープができあがります。

 

まとめ : 感想

 

今回はビオトープを紹介させていただきました。

小さなスペースでも自然に近い飼育環境が作れて、何よりも簡単にできますし、我が家では娘が毎日 元気に泳いでいるか管理してくれています (笑)

生き物を観察する事で、子供にも良い影響があるんじゃないかと期待しながら今回のDIYになりました。

ぜひみなさんも挑戦してみてください。ご質問等もお待ちしております。

ありがとうございました!

 

  • この記事を書いた人

ゆうちゃき

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