みなさんこんにちは【ゆうちゃき】です。
海外仮想通貨取引所のMEXCがあるけどよく分からない、利用しても大丈夫なのかという質問があったので、分かりやすく記事にまとめました。
この記事を読めば、MEXCとはどんな取引所なのか、本当に安心して利用することができるのかが分かります。
具体的な口座開設方法まで解説していきますので最後までご覧ください。
MEXCとはどんな仮想通貨取引所なのか
MEXCは、2018年にシンガポールで設立され、本社を置いている海外仮想通貨取引所です。
世界中で1,000万人以上のユーザーを持つ人気のあるプラットフォームで、公式サイトや公式アプリ、さらにライブチャットサポートなども日本語対応しているので非常に使いやすいです。
2017年の仮想通貨バブルが過ぎて市場全体が弱気になっている最中に設立されましたが、現物取引やレバレッジ取引、ステーキングなど多くのサービス展開で人気を呼び、2019年には世界の仮想通貨取引シェア5%を獲得しました。
その後の2021年にドバイで開催されたクリプトエキスポ(Crypto Expo Dubai)でアジアの最高仮想通貨取引(Best Crypto Excange Asia)としても表彰されるなどの高い評価を受けています。
高い評価があるMEXCだからこそ初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
MEXCの特徴
世界一といえる通貨の取扱銘柄数
MEXCの最大の特徴は、2024年10月現在で1,700種類以上の仮想通貨を取り扱う多様な取引ペアと高い流動性です。
特にマイナーな通貨や草コインの上場が多く、新しい投資機会を提供しています。
これは、世界最大とされる仮想通貨取引所バイナンスの約350銘柄と比較しても圧倒的に豊富なラインアップを誇ります。
また、最大200倍のレバレッジを利用した先物取引も可能で、高リターンを狙うトレーダーにとって魅力的な選択肢となっています。
海外仮想通貨取引所 | 取扱通貨 |
Binance【バイナンス】 | 約350銘柄 |
Bybit【バイビット】 | 約910銘柄 |
MEXC | 約1700銘柄 |
過去に有名なコインで言うと柴犬コインというものがあります。
ミームコインとして生まれたましたが、2021年にテスラのCEOであるイーロン・マスク氏がコインについて言及したことがきっかけで大きく注目され価格が急騰。
このコインは2021年に一大ブームを巻き起こし、多くの投資家の注目を集めました。
同年にはSHIB価格は50万倍越えとなり、同年最も上昇した暗号資産となりました。
新しいコインには価値が大きく上がる可能性を秘めているので、取扱銘柄が多いMEXCはそれだけのチャンスをつかめることも多くなります。
しかし、逆に価値が下がってしまいお金を失ってしまうこともあるので、ここを防ぐために、しっかりと情報収集をして、余裕のある資金【生活に必須なお金はNG】で投資をしましょう。
取引手数料の安さ
幅広いサービス展開や日本語対応などの特徴があるMEXCですが、さらに大きな特徴として取引手数料の安さが挙げられます。
手数料がかかる取引は以下の4種類です。
- 取引手数料
- 出金手数料
- 資金調達手数料
- レバレッジETF手数料
取引手数料
取引手数料は、MEXCで仮想通貨の売買をするときに必要になります。
以下のように手数料がかかります。
取引の種類 | メイカー注文 | テイカー注文 |
現物取引 | 0.000% | 0.020% |
先物取引 | 0.000% | 0.020% |
取引の種類【メイカーとテイカー】によって手数料が違います。
MEXCはメイカー注文は手数料が無料、テイカー注文でも0.020%と格安設定になってます。
- メイカー【Maker】注文とは
- 買いたい価格を指定する指値注文のこと。
取引板に流動性を提供する(Make)ことからメイカー注文と呼ばれます。 - テイカー【Taker】注文とは
- 買いたい価格を指定しないで、今の値段でスグ購入する成行注文のこと。
取引板から流動性を奪う(Taker)ことからテイカー注文と呼ばれます。
出金手数料
出金手数料は、MEXCから自分のウォレットや他の仮想通貨取引所に送金する時に必要になります。
送金する仮想通貨やネットワークの種類によって異なります。
詳しくはこちらのMEXC公式ホームページ取引手数料に記載されています。
ちなみに、MEXCに入金する場合の手数料はUSDT以外、ほとんどが無料です。
資金調達手数料
資金調達手数料とは、MEXCで無期限先物取引を行ったときに、そのポジションを保有し続けるために必要な手数料のことです。
これは、無期限先物の市場価格と現物価格の乖離(かいり)を防止するために設定された手数料で、MEXCの資金調達手数料は以下の式で計算されます。
資金調達手数料=ポジション価値×資金調達率
MEXCでは、1日3回(日本時間の1:00・9:00・17:00)8時間おきに資金調達手数料が発生する仕組みになっているので、この時間に自動的に支払いが行われます。
資金調達手数料は、市場の過熱を抑える目的で設定されているので、相場の流れと逆方向のポジション(逆張り)を保有するとプラス、相場の流れと同じ方向のポジション(順張り)を保有するとマイナスになり、プラスの場合は手数料を受け取ることができます。
レバレッジETF手数料
レバレッジETF手数料とは、MEXCでレバレッジをかけたETF商品を取引すると発生する手数料です。
手数料は以下のようになってます。
手数料の種類 | 手数料 |
取引手数料 | 0.2% (現物取引が基準) |
管理手数料 | 0.001% (1日あたり) |
管理手数料は日本時間の午前1時に毎日自動的に徴収されるため、レバレッジETFを長期的に保有する場合は注意するようにしましょう!
手数料といっても色々ありましたが、まずは現物取引だけをやって、それに慣れてきたら他の取引をしていくことをオススメします。
理由としては先物やレバレッジ取引は価格が上がれば利益も大きく出ますが、逆に下がった時の損失も大きいので初心者は無理に手を出さないほうが良いからです。
MEXCで取引手数料を安くする方法
MEXCの手数料は、他の取引所に比べても非常に安い手数料ですが、さらに安くする方法を1つご紹介します。
- 【50%OFF】MXトークンで手数料を支払う
MXトークンで取引手数料を支払うと、自動的に手数料が最大50%オフになります。
MXトークンとは、MEXCのネイティブトークンであり、MXトークンの保有者はMEXCの様々なサービスや特典を利用することができます。
MEXC内で簡単に購入することができるため、少しでもお得に取引したい方はMXトークンで手数料を支払う設定をしておきましょう!
MEXCの利用方法
ここからは実際にMEXCを利用するために必要な手順を解説していきます。
MEXCは全て日本語に対応しているので、スムーズにアカウント作成や口座開設することができます。
以下の流れで説明します。
- アカウント登録【本人確認・KYC認証まで】
- スマホアプリの設定
- 二段階認証の設定
- 本人確認 (KYC) の設定
アカウント登録
MEXCを使うには、まず初めにアカウントの登録から必要になります。
今回はスマホを使った登録方法を解説します。
なぜスマホかというと、本人確認で写真を撮ることになるのでスマホで進んでいったほうがスムーズに作業ができるからです。
もちろん、パソコンを使って登録することもできるので安心してください。
実際の画像を使ってわかりやすく解説していくので、見ていきましょう。
アカウントの登録手順
MEXCのサイトに入ったら【メールアドレス】【パスワード】を入力して【新規登録】をタップ
入力したメールアドレス宛にメールが届きます。
メールの中にある【認証コード】をコピー。
サイトに戻り、先ほどコピーした【認証コード】をペーストするか入力する。
入力したら【確認】をタップ。
これでアカウント登録と口座開設が完了したので、次に本人確認(KYC認証)に行きます。
下の画面になったら【確認】をタップする。
KYC認証欄の【今すぐ認証】をタップ。
ホーム画面の右上【人型マーク】をタップ。
つぎに【本人確認】をタップして進む。
以下の画面に変わったら【初級KYC認証】【ウェブで認証】をタップする。
上級KYC認証に★推奨と書いてありますが、初級KYCでも出金限度額が80BTCまであるので、初級で全く問題ありません。
本人確認書類【マイナンバーカード】【パスポート】【運転免許証】のどれかを選び、少し下に下がると【身分証明書の表裏を撮影する】をタップ。
下にスクロールすると現れる内容にそって写真を撮る。
写真を撮ったら【審査に提出】をタップ
これで【KYC認証・本人確認】が終わりです。
推定審査時間:24時間と書いてありますが、早ければ数十分で以下のようなメールが届きます。
おつかれさまでした。
これで安心してMEXCを利用する準備が完了です。
完全無料なので、まずは作ってみましょう。
入金方法と取引種類
ここからは入金方法と取引の種類を解説していきます。
MEXCは日本円で直接入金することはできないので、仮想通貨を送金する必要があります。
送金に関しても知っていれば損をしない方法があるので、以下の解説をご覧ください。
そして、取引方法は難しそうに感じるかもしれませんが、実際はシンプルで簡単です。
まずは慣れるために小額からでも積極的に取引していきましょう
- 入金・出金方法:
- MEXCは法定通貨での入金には対応していませんので仮想通貨のみが入金可能です。
入金する際は、取引所からMEXCへの仮想通貨送金が必要です。
また、一部の仮想通貨はクレジットカードで直接購入することもできますが、その際には手数料が発生します。
詳しくはコチラにまとめてあります。
≫MEXCの入金方法
- 取引方法:
- 現物取引と先物取引があります。
現物取引では、仮想通貨を直接購入または売却します。
先物取引では、最大200倍のレバレッジを利用した取引が可能ですが、その分リスクも増えるので注意しましょう。
取引の注文方法には成行注文や指値注文などがあります。
詳しくはコチラにまとめてあります。
≫MEXCで取引する方法
まずは損をしない入金をしてから、少しの金額で取引をして慣れていくことが大切です。
メリットとデメリット
ここからは実際にMEXCを使っているユーザーの口コミなどの情報をまとめたメリット・デメリットです。
MEXCは取扱銘柄が多く、新しく出てきたコインをいち早く買えるので、チャンスをつかめる可能性が高いという口コミが多かったです。
デメリットの口コミなどはあまりなく、アプリが使いにくいという口コミが少しあるくらいの結果になりました。
メリット
- 取扱銘柄数がとにかく豊富
- MEXCの良い評判として、取扱銘柄が豊富な点です。
MEXCは1,700種類以上の仮想通貨を取扱いがあり、海外取引の中でもトップクラスです。
豊富な取扱銘柄数は、トレーダーや投資家にとって非常に魅力的な要素となり、ユーザーは多様な仮想通貨を自由に取引することができます。
トレーダーや投資家にとって多様性と機会を提供するだけでなく、取引所における競争力を高める要素としても大きな魅力です。
- アルトコイン【草コイン】の上場が早い
- 草コインの上場が早いことも、MEXCのメリットです。
草コインの早い上場により、投資家やトレーダーは成長に期待できる通貨に投資する機会が得られます。
特に、トレーダーや投資家にとっては、成長を期待する仮想通貨にアクセスできる環境が整っていることは大きな魅力となります。
- 日本語にしっかり対応している
- MEXCは日本語に対応している点が良い評判として挙げられます。
日本語に対応していることで、ユーザーは取引所でスムーズな取引ができます。
そして、日本語のサポートを受けられるため、初心者のトレーダーや英語が苦手なユーザーでも安心して利用ができます。
- キャンペーンが多い
- MEXCはキャンペーンが定期的に実施されており、ボーナス獲得チャンスが多いです。
キャンペーンには、取引手数料の割引やトレードボーナス、新規ウォレットの無料配布、ステーキング報酬など色々なパターンで開催しています。
初心者から上級者まで幅広く使えるキャンペーンなので、トレーダーや投資家にとっての取引所を利用する際の魅力を高める要素となります。
デメリット
- アプリが使いにくい
- MEXCの悪い評判として、アプリが使いにくいと言う意見があります。
アプリの使いにくさは、ユーザーにとって取引所を利用する上での適切な影響を考慮する重要な要素です。
アプリが使いにくい場合は、ブラウザから取引すれば問題ありません。
- 注文が約定しないときがある
- MEXCは注文が約定しないときがあると言う口コミがあります。
注文が約定しないという状況は、ユーザーが意図した取引が成立せず、負けを被る可能性があることを意味します。
特に、市場の変動が激しい場合や高額な取引量がある場合には、約定が遅れることがまれにあるので覚えておきましょう
- 新興通貨【アルトコイン】のリスク
- メリットでもある取扱銘柄が多いということは、逆にデメリットにもなります。
新しく発行されたコインが全てが右肩上がりに値段が上昇することは無く、プロジェクトの失敗などで無価値のコインになってしまいます。
これは投資の失敗例として良くあることなので、購入しようと思った通貨をしっかりと調べることが大切です。
私の感想は【新しい通貨はしっかり調べればリスクは少ない、非常に利用しやすい取引所】でした。
それでも不安な方は、まずは口座開設をしたら実際に取引をするのではなく、チャートをみたり使い方を練習してから実際に購入するといいと思います。
ちなみに口座開設は完全無料です。
セキュリティ対策
ここからはセキュリティー、ユーザーの安心と安全に関して解説します。
MEXCはユーザーの安全を最優先に考えていて、サーバーのセキュリティに特に注意を払っていて、複数国に独立したサーバーをホストすることでデータの整合性とセキュリティを確保しています。
2023年8月の時点ではMEXCにおいてハッキング被害が報告されていないことや、2021年に「Best Crypto Exchange Asia」賞を受賞した実績がそのセキュリティ対策の優れていることを示しています。
さらに、MEXCではユーザーのアカウント保護のために2段階認証やフィッシングコードといったセキュリティ機能を提供しています。
これらの機能を有効にすることで、ユーザーは自身のアカウントをさらに保護し、安全に取引を行うことができます。
MEXCでは上記のような対策がしっかりされているので、安心して利用することが可能です。
ちなみに、どのような詐欺の手口があるのか、一般的な仮想通貨詐欺の手口をまとめてみました。
フィッシングサイト:
正規の取引所やウォレットを装った偽のウェブサイトでユーザーを騙し、個人情報や秘密鍵を入力させ、資産の盗難を行う手口
パンプアンドダンプ:
虚偽情報の流布、市場の不正操作により、暗号資産価格を人為的に高騰させ、ピーク時に売却することで、他の投資家に損失を与えます。
偽のICOプロジェクト:
投資家を引き付けるために高いリターンを約束し、その約束を果たさずに最終的には姿をくらまします。
偽の取引プラットフォーム:
取引プラットフォームの中には、ユーザーを騙して暗号資産を入金させ、出金を拒否したり、突然消失したりするものもあります。
エアドロップ詐欺:
エアドロップという形で無料の暗号資産を配布すると称して、ユーザーから個人情報や手数料を騙し取ります。
偽トークンの上場:
取引所の中には、偽の暗号資産や価値の低い暗号資産を上場させ市場価格を操作し、自らが利益を得るために投資家に損失を与えるものもあります。
SNS詐欺:
詐欺師は、ソーシャルメディアやメッセージアプリを利用して、身近な人物や専門家になりすまし、投資家に送金や個人情報の提供をするよう勧誘します。
最低でもこれを知っていれば、詐欺に対する防御力はかなり高くなります。
大切な資産を守るために忘れないようにしましょう。
カスタマーサポートサービス体制
MEXCは日本語対応のカスタマーサポートを提供しており、初心者でも安心して利用できます。
24時間365日で問い合わせには対応しているので、トラブル時にも心強いサポートがあります。
コチラからも公式サイトのヘルプセンターに行けますので困ったときは参考にしてください。
私もお答えできますので、その時はお問い合わせからお気軽にご質問ください。
まとめ
MEXCは、多様な仮想通貨と高い流動性を誇る仮想通貨取引所であり、特に草コイン投資や先物取引を希望するトレーダーには魅力的な選択肢です。
セキュリティ対策やサポート体制も整っており、日本人ユーザーにも使いやすい環境が整っています。
しかしながら、リスクも存在しますし、投資は自己責任なので、あなたがしっかりとしたリスク管理を行うことが求められます。