みなさんこんにちは【ゆうちゃき】です。
今回は、仮想通貨業界で大きな話題となっているBybitの日本撤退について解説していきます。
この記事ポイント
- Bybitは2025年10月31日から日本人の新規登録を停止
- 2025年12月22日、既存ユーザーへの段階的制限も発表
- 2026年以降、日本居住者は段階的にサービスが使えなくなる見込み
- 原因は金融庁による規制強化と無登録営業への警告
- 代替取引所としてMEXC、Bitget、KuCoin、Zoomexがおすすめ
- 早めの資産移動と取引整理が必要
それでは、詳しく見ていきましょう。
何が起きているのか
仮想通貨取引所【Bybit】を使っている方に、重要なお知らせがあります。
2025年10月末から新しく登録ができなくなり、さらに12月には既にアカウントを持っている人にも影響が出る発表がありました。
「え、私の資産は大丈夫?」「何をすればいいの?」と不安になっている方も多いはず。
この記事では、仮想通貨初心者の方でも分かるように、今回の騒動を丁寧に解説していきます。
Bybitといえば、日本人トレーダーの間で非常に人気の高い海外取引所でした。
豊富な取扱通貨、高いレバレッジ、使いやすいインターフェース。
これらが多くのユーザーを魅了してきましたが、ついに日本市場からの撤退を決断したのです。
これまでの経緯
まずは、時系列で何が起きたのか整理していきます。
タイムライン
2021年5月28日:金融庁がBybitに対して1回目の警告を実施
2023年3月31日:2回目の警告。それでもBybitは営業を継続
2024年11月28日:3回目の警告。規制の圧力がさらに強まる
2025年2月:App StoreとGoogle PlayからBybitアプリが削除される。新規ダウンロード不可に
2025年10月30日:Bybitが突然の発表。翌日から日本人の新規登録を停止すると告知
2025年10月31日 21時:実際に新規登録がストップ。日本国籍を持つ人は海外在住でも登録不可に
2025年12月22日:既存ユーザーにメールが届く。2026年から段階的にサービス制限を実施すると通知
つまり、新しく始めたい人はもう無理になってしまいました。
既に使っている人も、2026年からは使えなくなる可能性が高いということです。
この流れを見ると、金融庁の規制が徐々に強化され、最終的にBybitが日本市場からの撤退を決断せざるを得なくなった経緯が分かります。
なぜこんなことになったのか
なぜBybitが撤退する可能性が出てきてしまったのか、3つの理由にまとめて解説します。
理由1:日本の法律がきびしくなった
日本では2017年から、仮想通貨の取引所を運営するには金融庁への登録が必須になりました。
これは【資金決済法】という法律で定められており、日本人を守るためのルールです。
この法律では、暗号資産交換業者として登録していない海外業者が、日本国内の人に対してサービスを提供したり勧誘したりすることを禁止しています。
つまり、金融庁に登録していない取引所が日本人向けにサービスを提供することは、法律違反になる可能性が高いのです。
でもBybitは、この登録をせずに日本人向けのサービスを続けてきました。
海外の会社だから【日本人向けじゃない】という建前でしたが、実際には日本語対応のウェブサイト、日本語サポート、日本円表示など、明らかに日本人を意識したサービスを展開していました。
理由2:金融庁が本気を出した
実は金融庁は、Bybitに対して過去3回も警告を出していました。
警告を受けても営業を続けるBybitに対して、金融庁は段階的に圧力を強めていきました。
特に2025年に入ってからは、規制の動きが加速します。
2025年2月、ついにスマホアプリがApp StoreやGoogle Playから削除される事態に。
これにより、新規ユーザーはアプリをダウンロードできなくなり、既存ユーザーもアップデートができなくなりました。
さらに、金融庁は公式のSNSアカウントを使って、海外取引所を紹介するインフルエンサーや一般ユーザーの投稿に対しても、積極的に注意喚起を行うようになりました。
規制の波が、いよいよ本格化してきたわけです。
理由3:人気すぎて目立ちすぎた
Bybitは日本人にとても人気がありました。
なぜなら、日本の取引所ではできない【高いレバレッジ取引】や【豪華なボーナスキャンペーン】が魅力だったから。
日本国内の取引所では、レバレッジは最大2倍までと規制されています。
しかしBybitでは最大100倍のレバレッジをかけることができました。
少額の資金で大きな利益を狙えるため、多くのトレーダーがBybitに魅力を感じていたのです。
また、新規登録ボーナスや入金ボーナスなど、日本の取引所では考えられないような豪華なキャンペーンも人気の理由でした。
2023年にBinance(バイナンス)が日本市場から撤退して以降、Bybitは日本人ユーザーの最大の受け皿となっていました。
その人気の高さが逆に金融庁の目に留まり「これ以上放置できない」という判断につながったと考えられます。
海外在住の日本人はどうなる?
「私、海外に住んでるんだけど...」という方もいるといらっしゃると思いますので、解説しますが状況は少し複雑です。
新規登録したい場合
残念ながら、日本国籍を持っている時点でアウトです。
海外在住でも新規登録はできません。
Bybitの発表では【日本居住者および日本国籍保有者】が対象となっています。
つまり、たとえアメリカやヨーロッパに永住していても、日本のパスポートを持っている限り、新規登録は認められません。
本人確認の段階で、日本のパスポートや運転免許証は受け付けてもらえなくなっています。
システム的にブロックされているため、登録しようとしても弾かれてしまいます。
既に使っている場合
海外に住んでいることを証明すれば、使い続けられる可能性があります。
12月22日に【日本居住者】と判定されてメールを受け取った方でも、実際には海外に住んでいる場合は、住所証明を行うことで制限を回避できます。
重要な期限 2026年1月22日までに「本人確認レベル2(KYC2)」で住所証明を完了させる必要があります。
これをしないと、日本在住とみなされて2026年以降にアカウントが制限されます。
住所証明には、海外の住所が記載された公共料金の請求書や銀行の明細書などが必要になり、詳しい手続き方法はBybitのヘルプセンターで確認できます。
今すぐやるべきこと【5ステップ完全ガイド】
Bybitを使っている方は、以下の対応を検討してください。
焦る必要はありませんが、計画的に進めることが大切です。
ステップ1:保有資産の確認
まず、Bybitにどれくらいの資産があるか確認しましょう。
確認すべき項目
- 現物ウォレットの残高
- デリバティブアカウントの残高
- 未決済のポジション
- 保留中の注文
- ステーキングやレンディング中の資産
特に注意したいのが、複数のアカウントやウォレットに資産が分散している場合です。
全てのウォレットをチェックして、総資産を把握しましょう。
ステップ2:取引の整理
保有中のポジションや注文を整理します。
やるべきこと
- 未決済のポジションを決済する
- 保留中の注文をキャンセルする
- ステーキングやレンディングを解除する
急いで損切りする必要はありませんが、2026年のいつ制限がかかるか分からないため、計画的に進めましょう。
長期保有を考えているコインは、他の取引所や自分のウォレットに移動させる準備をします。
ステップ3:出金・移動の計画を立てる
資産をどこに移すか決めます。選択肢は主に2つです。
この2つのどちらかを選んでおけば焦る必要はありません。
あなたに合う方を選んで資産を移動しておきましょう。
注意点もありますので確認しながら進めてください。
出金時の注意点
- ネットワーク手数料(ガス代)を確認する
- 送金先アドレスを何度も確認する(間違えると資金を失います)
- 小額でテスト送金してから本送金する
- ネットワークが混雑していない時間帯を選ぶ
ステップ4:代わりの取引所を探す
Bybitが使えなくなる前に、新しい取引所を見つけておきましょう。
複数の取引所に登録しておくことで、リスク分散にもなります。
1つの取引所だけに依存していると、今回のような事態でまた困ることになりかねません。
後述する代替取引所の中から、自分のトレードスタイルに合ったものを1〜2個選んで登録しておくことをおすすめします。
ステップ5:税金関連の記録を保存
最後に忘れてはいけないのが、税金関連の処理です。
忘れずにやっておく事
- 取引履歴をダウンロードして保存
- 損益計算に必要なデータを確保
- 可能であればスクリーンショットも保存
Bybitのアカウントが完全に閉鎖されると、過去の取引履歴にアクセスできなくなる可能性があります。
確定申告に必要なデータは、今のうちに必ず保存しておきましょう。
おすすめ仮想通貨取引所4選【徹底比較】
Bybitの代わりとして、以下の取引所が候補になります。
それぞれの特徴を詳しく解説します。
1. MEXC(エムイーエックスシー)【イチオシ!】
おすすめポイント
- 取り扱い通貨が2,500種類以上と圧倒的に多い
- 新しいコインの上場が最速クラス
- レバレッジ最大200倍(業界トップクラス)
- 取引手数料が安い(現物0.1%、先物メイカー0%)
- 複数国で金融ライセンスを取得済み
MEXCが1位の理由
MEXCの最大の魅力は、将来性のあるコインを他の取引所より早く取引できること。
新しいプロジェクトの上場スピードは業界随一で、大きな利益を狙えるチャンスが豊富です。
例えば、人気の柴犬コイン【SHIB】は、世界最大手のBinanceより1ヶ月も早く上場していました。
Binanceに上場した時点では、MEXCでの上場時の約110倍の価格になっていたため、早めに購入できたユーザーは大きな利益を得ることができました。
さらに上場審査がしっかりしているので、詐欺まがいのコインが少ないのも安心ポイント。
怪しいプロジェクトが上場されにくい体制を整えています。
独自トークン【MX】を持っていると取引手数料が20%割引になるのもお得。
頻繁にトレードする人ほど、この恩恵を受けられます。
新しいコインをいち早く取引した方、マイナーなアルトコインにも興味がある、高いレバレッジでトレードしたい、取引手数料を抑えたい。
こんな方におすすめできる取引所になっています。
2. Bitget(ビットゲット)
おすすめポイント
- 日本語対応がしっかりしている
- コピートレード機能が充実
- レバレッジ最大125倍
- 初心者でも使いやすいUI
- 独自トークンBGBで手数料20%割引
Bitgetの強み
Bitgetの最大の特徴は「コピートレード」の充実度。
優秀なトレーダーの取引を自動でコピーできるため、自分で分析する時間がない人や、まだトレードに自信がない初心者でも利益を狙えますし、現物取引と先物取引の両方でコピートレードが可能で、多数のプロトレーダーから選べます。
成績や勝率などの詳細なデータも公開されているため、信頼できるトレーダーを見つけやすいのも魅力です。
また、ウェブサイトやアプリの日本語対応が非常に丁寧で、初心者でも迷わず使えます。
カスタマーサポートも日本語で対応してくれるため、困ったときも安心です。
コピートレードにk調味がある、初心者なので日本語のサポートがありつつ使いやすさを重視する人におすすめできる取引所です。
3. KuCoin(クーコイン)
おすすめポイント
- 取引手数料が安い(0.1%)
- 700種類以上の豊富な通貨
- レンディング・ステーキングが充実
- 独自トークンKCSで手数料割引と配当
- セキュリティ対策がしっかりしている
KuCoinの強み
KuCoinは老舗の海外取引所として、安定したサービスを提供しています。
取扱通貨数が多く、取引手数料も安いため、バランスの取れた取引所といえます。
特に注目したいのが、DeFiサービスの充実度。
ステーキングやレンディングで資産を増やすことができ、ただ保有しているだけでなく、効率的に運用できます。
独自トークン【KCS】を保有していると、取引手数料の割引だけでなく、KuCoinの取引手数料収益の一部が配当として分配されます。
長期的に取引所を利用する予定なら、KCSを保有するメリットは大きいでしょう。
ステーキングやレンディングにも興味があって長期的に資産運用したい方におすすめの取引所になっています。
4. Zoomex(ズーメックス)
おすすめポイント
- ボーナスキャンペーンが豊富
- 24時間日本語サポート対応
- デリバティブ取引に特化
- 流動性が高くスムーズに取引できる
- 大手スポーツチームのスポンサー実績あり
Zoomexの強み
Zoomexは比較的新しい取引所ですが、ユーザーサポートの手厚さで評価を得ています。
24時間対応の日本語サポートがあり、困ったときにすぐ相談できるのは大きな安心材料です。
デリバティブ取引に特化しているため、レバレッジ取引を中心に行いたい方に向いていて、流動性も高く、注文がスムーズに通るためストレスなく取引できます。
また、ウェルカムボーナスなど新規ユーザー向けのキャンペーンが充実しているのも魅力。
最大14,000ドル相当の特典を受け取れるキャンペーンが開催されることもあります。
ボーナスキャンペーンを活用して、レバレッジ取引をメインで行いつつ、サポート体制を重視する人におすすめできる取引所です。
取引所選びのポイント
自分に合った取引所を選ぶために、以下のポイントをチェックしましょう。
取引所を選ぶポイント
①取引したいコインがあるか
自分が取引したい仮想通貨が取り扱われているか確認しましょう。
メジャーなコインはどこでも扱っていますが、マイナーなアルトコインは取引所によって異なります。
②手数料は納得できるか
取引手数料、出金手数料などを比較しましょう。
頻繁に取引する人ほど、手数料の差が大きく影響します。
③使いやすいか
実際にサイトやアプリを見て、使いやすそうか確認しましょう。
特に初心者は、日本語対応がしっかりしている取引所がおすすめです。
④セキュリティは信頼できるか
二段階認証、コールドウォレット保管など、セキュリティ対策がしっかりしているか確認しましょう。
⑤サポート体制は充実しているか
トラブルが起きたときに、日本語でサポートを受けられるかは重要なポイントです。
よくある質問【Q&A】
Q1. いつまでBybitを使えますか?
2026年以降、段階的に制限がかかります。
具体的な日程は今後発表されますが、早めの準備をおすすめします。
余裕を持って2026年前半までには資産を移動させておくと安心でしょう。
Q2. 資産は全部出さないとダメ?
強制ではありませんが、いつ制限がかかるか分からないため、安全を考えると早めの移動が賢明です。
特に大きな金額を預けている方は、リスク管理の観点からも分散させることをおすすめします。
Q3. Bybitが日本に戻ってくる可能性は?
日本法人を作って金融庁に登録すれば可能性はあります。
ただし、その場合は魅力だったレバレッジ(最大2倍まで制限)やボーナス(提供が難しくなる)が大幅に制限されるでしょう。
Bybitの魅力が大きく損なわれるため、たとえ戻ってきても以前とは別物になる可能性が高いです。
Q4. 日本人が海外取引所を使うのは違法ですか?
日本人が海外取引所を使うこと自体は違法ではありません。
違法なのは、金融庁に登録していない取引所が日本人向けにサービスを提供・勧誘することです。
ただし、海外取引所を使う場合は自己責任となり、トラブルが起きても日本の法律では守られない点は理解しておく必要があります。
Q5. 確定申告はどうすればいいですか?
仮想通貨の取引で利益が出た場合、確定申告が必要です。
Bybitでの取引も対象になります。取引履歴は必ずダウンロードして保存し、税理士や税務署に相談しながら適切に申告しましょう。
仮想通貨の税金計算は複雑なので、不安な方は専門家に相談することをおすすめします。
Q6. 複数の取引所に登録しても大丈夫?
はい、問題ありません。
むしろリスク分散の観点から、複数の取引所を使い分けることは推奨されます。
1つの取引所に全資産を預けるより、2〜3個の取引所に分散させておく方が安全です。
まとめ:焦らず、でも早めに行動を
Bybitの日本撤退は残念なニュースですが、パニックになる必要はありません。
やるべきことは明確です。
幸い、Bybitの代わりになる取引所はいくつもあります。
この記事で紹介したMEXC、Bitget、KuCoin、Zoomexはいずれも信頼性の高い取引所です。
特にMEXCは取扱銘柄の多さ、新規上場の早さ、高いレバレッジなど、Bybitの代替として最もおすすめできます。
この機会に、複数の取引所を使い分けるスタイルに変えるのも一つの手です。
1つの取引所だけに依存せず、リスクを分散させることで、今後同じような事態が起きても慌てずに対応できます。
仮想通貨の世界は変化が激しいもの。
今回のような規制の動きは今後も続く可能性があるので、常に最新情報をチェックし、柔軟に対応していく姿勢が大切です。
最新情報はBybitの公式サイトやメールで随時更新されるので、こまめにチェックして、余裕を持った対応を心がけましょう。
焦る必要はありませんが、先延ばしにせず、計画的に準備を進めることが重要です。
最後に一言、今回の件で海外取引所を利用することのリスクを改めて認識した方も多いでしょう。
どんなに人気のある取引所でも、規制によって突然使えなくなる可能性があります。
だからこそ、リスク管理が重要です。
全資産を1つの取引所に預けっぱなしにせず、定期的に見直す習慣をつけましょう。
自分の資産は自分で守る。この意識を持って、賢く仮想通貨取引を楽しんでください。
