みなさんこんにちは【ゆうちゃき】です。
最近よくいただく質問の中に、仮想通貨に興味はあるけれど、どうすればいいかわからない、買い方がわからない、だまされないか心配、などがありました。
今回は、そんな思いを解決させる為に、以下の内容で記事をまとめました。
- ビットコインの買い方がわからなくて困っている
- ビットコインを買う時の注意点を知りたい
- 詐欺に遭わない、ビットコインの買い方はある?
ビットコインに興味はあるものの、何から手をつけていいかわからないという方は大勢います。
ビットコインは、魅力的な投資先としての地位を確立しつつありますが、未だ購入ハードルが高いのは間違いありません。
この記事では、ビットコインの基本や、購入前に確認しておくべき事柄について解説しましたので、記事を読むと、ビットコインの正しい買い方から注意点、資産を増やすコツまで理解可能です。
ビットコインに投資して資産を増やすのにはコツがあるので、損をしないためにも、正しい知識を得てから効率的にビットコインを購入しましょう。
ビットコインの基本
ビットコインは、時価総額No.1の仮想通貨です。
ブロックチェーン技術を活用した、デジタル通貨の先駆け的存在です。
中央銀行【あなたの近くにある銀行】や特定の管理機関に依存せずに、通貨の発行、運用をできるのが特徴になります。
ビットコインが人気の理由
ビットコインの人気は年々増してきており、2024年3月には1通貨あたり1千万円を突破しました。
ビットコインが人気の理由は以下のとおりです。
- 「半減期」というプロセスを完了する年に上昇相場を開始する傾向がある
- ビットコインの発行上限が2,100万枚と決められており、希少性が高い
- 通貨にもかかわらず、個人でビットコインの発行(マイニング)ができる
- 銀行よりはるかに安い手数料かつ簡単な方法で国内外問わず送金できる
- 2024年1月、アメリカでETFの承認を受け、投資商品として広く認知された
ビットコインは投資先としての魅力以外にも、次世代の技術的応用にも幅広い分野から期待がよせられています。
銀行よりはるかに安くて簡単に、素早く預金や送金ができるのも大きな特徴です。
海外に出稼ぎに出ている労働者にとって、効率の良い送金方法として使われています。
ビットコインの歴史的背景
ビットコインは、2008年に「サトシ・ナカモト」と名乗る人物、またはグループによって始まりました。
名前から推測すると日本人にもみえますが、表に出てこないため謎の人物として扱われています。
サトシ・ナカモトは、銀行や金融機関を介さず個人間で直接取引ができるシステムの論文を発表しています。
サトシ・ナカモトの論文からヒントを得て、ビットコインの開発が進みました。
2009年1月にはビットコインが初登場し、1ビットコイン数十円で取引されます。
価格を伸ばし、2024年3月には1ビットコイン1千万円を突破しています。
ビットコイン購入前の確認事項
ビットコインを購入する際に注意するべきなのは、必ず押さえなければならない確認事項です。
特に投資初心者であれば大切な知識であるため、詳しく解説します。
投資リスク
ビットコインへの投資の注意点は以下のとおりです。
- 急激な価格変動
- 仮想通貨規制の不確実性
- ハッキングによるリスク
仮想通貨は、急激な価格変動が魅力にもリスクにもなります。
投資家も増えて投資商品として普及しているため、今後少しずつ投資家保護の規制がかかることが予想されます。
取引所や個人のウォレットが、ハッキングの対象となる可能性もあることも頭に入れておきましょう。
ビットコインの法的規制
ビットコインの法的規制は、国や地域によって大きく異なることが特徴です。
仮想通貨を強く規制する国もあり、一例として中国では全面禁止されています。
日本では問題なく仮想通貨を取り扱えますが、国外へ行く際は最新情報をチェックしておきましょう。
規制の強化は、特に資金洗浄防止策【マネーロンダリングなど】としての役割があります。
取引所はKYC認証(個人情報の登録)を通じて、顧客の身元を明らかにする対策をしています。
ビットコインを含む仮想通貨の監視や規制は、各国の中央銀行や金融監督当局の管轄です。
税金とビットコイン
日本における仮想通貨の利益は、雑所得として扱われ税金が課されます。
累進課税による税率が最大55%にものぼるため、大きな利益を確定した場合は相応の税金が発生することに注意が必要です。
含み益が大きくなってきたら、利益確定する前に税金の計算をしましょう。
利益が数百万円を超えるようなら、税理士への相談がおすすめです。
市場のボラティリティ
仮想通貨市場の高いボラティリティ(価格変動)は、投資家にとって大きな魅力であり、リスクにもなります。
投資は安値で買うことで利益を得やすくなるため、大きな価格下落はリスクばかりではありません。
自分のリスク許容度を設定し、柔軟な売買を心がけましょう。
長期的な視点では、ビットコインは上昇を続けています。
大暴落しても、数か月で値を戻すことも珍しくありません。
投資には「暴落は買い」という言葉があります。資産が大きく目減りした際に焦って売るのではなく、買うことでチャンスを得られる可能性があります。
ビットコインの購入方法
仮想通貨の中でも、群を抜いて取引量が多いのがビットコインです。
適切に取引をするためには、以下のポイントを理解する必要があります。
- 大手企業が運営する仮想通貨取引所を利用する
- 仮想通貨取引所内で「販売所」だけでなく「取引所」も利用できる
上記のポイントを理解し、取引所で本人確認(KYC認証)まで完了させたら、お好みの方法で資金を入金しましょう。
入金が確認でき次第、ビットコイン購入の準備は完了です。
ビットコインの購入方法について詳しく解説します。
【取引所】における購入方法
「取引所」は取引手数料(スプレッド)が安く、効果的な取引機能が充実しているため、メインで利用することをおすすめします。
取引所の取引は板取引と呼び、ユーザー同士で売買します。
「指値」と「成行」の選択が必要です。以下に特徴を説明します。
- 指値
- 指値注文とは、現在の価格よりも下の価格に設定することで、自動的に約定、決済してくれる仕組みです。
買い注文や売り注文(損切り)、利益確定を設定した価格で自動的に行なってくれるため便利です。 - 成行
- 成行注文とは、現在の価格で売買注文をすることを指します。
素早く売買したいときの注文方法です。
聞き慣れない専門用語が多く、画面も複雑で初心者に敬遠されやすいのが取引所の特徴です。
しかし、手数料を安く抑え、効率よく取引をするためには学びが避けられませんので少しずつ慣れて使いこなすことが重要です。
» どっちがいい?仮想通貨の取引所と販売所のメリット・デメリット
【販売所】を利用した購入方法
「販売所」は仮想通貨取引所から直接仮想通貨を購入できる仕組みです。
シンプルな画面で注文も簡単に通るため、初心者でもすんなり売買ができます。
購入金額も設定できるため、一度に全額投資するのではなく、資金配分を考えながら長期目線で分割して購入するのがセオリーです。
「販売所」の難点は取引手数料(スプレッド)の高さです。
一度の取引で2〜5%も差し引かれるため「販売所」での短期的な売買は避けましょう。
口座開設からビットコイン購入までの手順
口座開設からビットコイン購入までの手順は以下のとおりです。
- アカウントを登録する
- 口座を開設する
- 日本円を入金しビットコインを購入する
アカウントを登録する
アカウント登録は数分で完了します。
登録フォームを記入し、確認メールから進むと簡単にアカウント取得完了です。
手軽なので空き時間に済ませましょう。
口座を開設する
口座開設の具体的な手順は以下のとおりです。
- 取得したアカウントからログイン
- 基本情報の入力
- 本人確認書類の確認
- 二段階認証アプリとの連携
あらかじめ運転免許証やマイナンバーカード、パスポートのいずれかに加えて、二段階認証アプリを準備しておきましょう。
二段階認証アプリはGoogle Authenticatorがおすすめです。
» 仮想通貨の口座開設の基本と選び方
日本円を入金しビットコインを購入する
ビットコイン購入資金の入金方法は、仮想通貨取引所によって異なります。
銀行振込は共通した入金方法であり、特に制約もないためおすすめです。
入金後の流れは以下のとおりです。
- 取引所で購入する場合
- 「指値」か「成行」を選択して「買い」で希望の価格で購入する
- 販売所で購入する場合
- 「買う」「売る」しか選択肢がないため、希望の価格であればそのまま購入する
口座開設さえ終わってしまえば購入は簡単です。
購入後のビットコインの管理
購入後のビットコインの管理方法の種類は以下のとおりです。
- オンラインウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
上記の管理方法には特徴があるため、自分に合った選択をしましょう。
オンラインウォレットによる管理
オンラインウォレットは、インターネットを通じて仮想通貨を管理する方法です。
ホットウォレットとも呼ばれていて、仮想通貨取引所もオンラインウォレットで管理しています。
セキュリティ対策されているとはいえ、オンラインでつながっている以上、人為的なミスでハッキングされるリスクが少なからずあります。
過去にハッキング被害に遭った取引所はありますが、抜かれた顧客資金はすべて保証対象となり弁済されました。
しかし、今後も同様に弁済されるかは誰にもわからないため、自分で資産を守る意識を持つことが重要です。
ハードウェアウォレットによる管理
ハードウェアウォレットとは、ネットワークから物理的に遮断されたデバイスです。
形や使い方はUSBメモリと似ており、オフライン環境で情報を保存できるため高いセキュリティ性能を誇ります。
ネットワークから隔離されているのでハッキングなどに強いのが特徴です。
紛失や破損に対しても、シードフレーズ(秘密鍵)を使ったバックアップ機能で復元できます。
しかし、シードフレーズを紛失すると永久に復元できません。
シードフレーズをメモした紙などは、安全な場所に保管することが大切になります。
ハードウェアウォレットは偽物が出回っています。
偽物は、第三者が情報が抜き取れる仕組みになっている可能性があります。
ハードウェアウォレットは、必ず公式サイトから購入しましょう。
ペーパーウォレットによる管理
ペーパーウォレットとは、秘密鍵とアドレスを紙に記入(印刷)して管理する方法です。
ペーパーウォレットの具体的な使用例は以下のとおりです。
- 公式サイトからダウンロードした個人用ウォレット(アプリ)を用意する
- ウォレットアドレスとシードフレーズを絶対に間違わないように紙に記入(印刷)する
- 安全な場所に紙を保管する
個人用ウォレットは、シードフレーズがないと絶対に開けない仕組みになっています。
もしシードフレーズを記入した紙を失ってしまうと、永久にウォレットを開けません。
紙を安全に保管できる環境であれば、強力なセキュリティ対策となります。
ビットコインで成功するためのヒント
ビットコインで成功するためのヒントは以下のとおりです。
- 長期的な視点
- 継続的な学習
- 情報収集の方法
長期的な視点
ビットコインは、長期間蓄積を続けて保有することで資産が効率的に増える可能性が高くなります。
長期投資の効果が高い理由は以下のとおりです。
- 仮想通貨に限らず、投資商品は長期保有で資産を増やしやすい
- ビットコイン誕生から、暴落を挟みつつも価格は右肩上がりに上昇している
- 短期の売買は難易度が高く、売った価格に二度と戻ってこない可能性がある
- 低迷相場中に蓄積を続けると、大きな上昇相場の到来で爆発的に資産が増える
基本的に価格の暴落は「買い」です。
5〜10年以上のスパンで保有し続けることを長期保有といいます。
含み損の期間にビットコインをいかに積み増せられるかが、資産を増やすコツです。
短期的な価格変動に惑わされず、長期目線でビットコインを保有しましょう。
継続的な学習
ビットコイン投資で成功を収めるためには継続的な学習が重要です。
仮想通貨の分野は日々進化しています。
最新の業界ニュースやトレンドを定期的にチェックし、新しい知識やスキルを学ぶことは、ビットコイン投資にとって重要です。
専門用語ばかりで難解な仮想通貨市場ですが、日々学習することで徐々に理解できるようになります。
まずは無料で情報を得られるYouTubeなどを活用して基礎を学習しましょう。
より専門的な分野に興味が向けば、書籍による学習やセミナーなどに参加することもおすすめです。
情報収集の方法
ビットコインなどの仮想通貨は、毎日新しい情報が出回っています。
コインポストやコインテレグラフジャパンなどの有名ニュースサイトが、信頼性が高くおすすめです。
仮想通貨ニュースを毎日配信する、YouTube動画の活用も情報収集の時短に効果的です。
X(旧Twitter)などでも仮想通貨インフルエンサーは多数存在します。
しかし、誤情報や悪意のあるニセモノが出現するため注意が必要です。
まとめ
ビットコインは2024年1月に、アメリカで正式に投資商品と認められたことからも今後大きな価格上昇が期待されています。
ビットコイン投資は正しい知識を持ち、継続的な学習が重要です。
押さえるべきポイントは以下のとおりです。
- 自分に適した大手の取引所を開設する
- 大きな価格変動の魅力とリスクを正しく理解する
- 税金についての知識を持つ
- セキュリティ対策の重要性を理解する
- 長期的な視点と継続的な学習の重要性を理解する
ビットコインは、投資先として強い魅力があるのは間違いありません。
ビットコインの大きな価格変動は、長期的な視点を持つことでメリットに変えられます。
豊富な知識が必要なビットコイン投資ですが、理解すると、今後大きく変わる世の中の流れもわかるようになります。
情報収集を欠かさず段階的に知識を深めて、適切な購入と管理をしましょう。