【仮想通貨入門】取引所と販売所の違いやメリット・デメリットを解説！

みなさんこんにちは【ゆうちゃき】です。

仮想通貨取引所の口座開設が終わった方、おめでとうございます！これで準備が整いましたね。
まだ口座開設できていない方、頑張って開設して、あなたの周りより一歩先に進みましょう。

今回は、仮想通貨を売買する時に損をしない為に、仮想通貨取引所の【取引所】と【販売所】の違いなどを解説していきます。

仮想通貨の売買を始めたいけど、取引の方法で迷う方が多いです。
正しい知識がないと、損をする可能性があります。
この記事では、仮想通貨プラットフォームの「取引所」と「販売所」の特徴やメリット・デメリットを解説します。

記事を読むと、正しく仮想通貨の購入方法を理解し、迷うことなく効率的な売買が可能です。
「取引所」と「販売所」の選び方には明確なコツがあるので、正しい知識を持って仮想通貨で効率的に資産を増やしていきましょう。

仮想通貨の「取引所」と「販売所」の基本知識

仮想通貨の「取引所」と「販売所」はそれぞれ異なる特徴を持ちます。
仮想通貨を適切に売買するためには、正しい知識を持つことが大切なので、ここでは「取引所」と「販売所」の特徴を押さえ、スムーズに仮想通貨を保有する方法を解説します。

仮想通貨取引所とは仮想通貨を売買できるオンラインプラットフォーム

仮想通貨取引所とは、ユーザーが仮想通貨を売買するためのオンラインプラットフォームです。
仮想通貨取引所では、さまざまな種類の仮想通貨が取引でき、リアルタイムの価格変動にもとづいて売買が行われます。
仮想通貨取引所内での売買方法は以下の2つです。

仮想通貨はどちらの方法で購入しても、自動的に仮想通貨取引所内のウォレットに入ります。

仮想通貨の「取引所」と「販売所」の違い

仮想通貨の「取引所」と「販売所」の違いは、取引の仕組みと料金体系です。
以下に概要を説明します。

取引所

「取引所」での仮想通貨の売買は、ユーザー同士で行われます。
売り手が提示した価格で買いたいユーザーがいれば取引成立です。
取引手数料が安いのが最大の特徴です。

販売所

「販売所」は運営元のプラットフォームから直接売買します。
画面がシンプルでわかりやすく、注文がすぐに成立するので手軽に取引したい人向けです。
しかし、販売手数料(スプレッド)が高いデメリットがあります。

まずは自分の取引スタイルを考慮して、必要な機能を持つ売買方法を選択しましょう。

仮想通貨【取引所】のメリット・デメリット

仮想通貨「取引所」には、最初に押さえておくべきメリット・デメリットが存在します。
中級以上の仮想通貨ユーザーは、ほぼ「取引所」を使うためしっかり理解しておきましょう。

仮想通貨【取引所】のメリット

仮想通貨の「取引所」には、以下のメリットがあります。

市場価格で取引できる

「取引所」を利用すると、手数料が0.1〜0.2%ほどのため、市場価格と同値で売買できます。
需給バランスに応じた価格設定が行われるため、リアルタイムで価格が変動するのが特徴です。
「指値」という注文方法を設定すれば、下がってきた価格を狙って自動で購入できるメリットもあります。

豊富な取引オプションがある

「取引所」には現物取引や先物取引など、豊富な取引オプションがあります。
取引の選択肢が多く、投資家にとって自由度が高いのが魅力ですが、リスクとリターンを考慮した専門的な判断が必要となります。
まずは現物取引でシンプルな売買に慣れてから次のステップを検討しましょう。

仮想通貨【取引所】のデメリット

「取引所」にはメリットがある一方、把握しておくべきデメリットもあります。
主なデメリットは以下のとおりです。

市場の変動による影響を受ける

市場の変動による影響は「取引所」を利用する際のデメリットです。
仮想通貨の価格は、予期せぬ経済的・政治的なニュースなどで急激に変動する場合があります。
ウォレットを確認した際に、資産が大きく増加・目減りしていることは少なくありません。

高度な機能が初心者には難しい

「取引所」の多機能な画面は、初心者には難しく感じやすいです。
しかし、すべてを覚える必要はなく、見るべき箇所も限定できます。
最初に「指値」と「成行」の注文方法さえ覚えれば、問題なく仮想通貨を購入できます。

仮想通貨【販売所】のメリット・デメリット

「販売所」は操作がシンプルであるため、初心者でも容易に仮想通貨の購入や売却が可能です。
ここからは「販売所」のメリット・デメリットについて解説します。

仮想通貨【販売所】のメリット

「販売所」には以下のメリットがあります。

操作がシンプルである

仮想通貨販売所の最大のメリットは、操作がシンプルなことです。
「買う」と「売る」の2択しか選択肢がないため、スムーズな売買が魅力で、迷うことなく仮想通貨を購入できます。
値動きのチャートも見やすいため、初心者の入門として適しています。

取引が簡単に成立する

「販売所」は、仮想通貨を取り扱うプラットフォームと売買するため、取引成立が簡単です。
「取引所」だとユーザー間での取引なため、売り手・買い手がマッチングしないと取引成立となりません。
初心者がストレスなく売買できるのは「販売所」の大きなメリットです。

価格が急変し、高い手数料(スプレッド)を払ってでも、今すぐ取引したい場合にもおすすめです。

仮想通貨【販売所】のデメリット

初心者の方は使いやすい「販売所」にも、デメリットがあります。
デメリットを理解しないまま仮想通貨を売買してしまうと、後々大きな金額の損をする可能性があるので注意が必要です。
「販売所」のデメリットは以下のとおりです。

手数料(スプレッド)が高い

「販売所」の最大のデメリットは手数料(スプレッド)の高さです。
スプレッドとは、仮想通貨の買値と売値の価格差のことです。
取引手数料が無料の場合でも、スプレッド幅が広いため手数料が割高になります。結果的に購入金額の2〜5%ほどの売買コストがかかるため、注意が必要です。

仮想通貨の種類が限られる

「販売所」によっては取り扱っていない仮想通貨がある可能性があります。
「取引所」で購入できる通貨でも「販売所」では取り扱いがない場合もある点は押さえておきましょう。

【選び方を解説】仮想通貨の取引所と販売所

仮想通貨を購入するのは「取引所」がおすすめです。
しかし、機能が複雑で初心者には多少ハードルが高いのも事実。
ここからは、利用目的やスキル、費用に応じた「取引所」と「販売所」の選び方について解説します。

利用目的に合わせた選び方

使える金額がある程度少額、かつ初心者の場合には「販売所」でも問題ありません。
購入時点でかかる2〜5%の手数料(スプレッド)は損ですが、複雑な機能が苦手な場合においては「販売所」が適しています。

利用者のスキルに合わせた選び方

仮想通貨の取引は、経験や知識に応じて売買スタイルが変化します。
日本の「取引所」であればそれほど選択肢は多くないものの、経験の差によって仮想通貨の扱い方のおすすめは異なります。
基本的な考え方は以下のとおりです。

仮想通貨の初心者

販売所でわかりやすい方法で仮想通貨を購入し、原則短期的な売買は避ける。
定期的に買い増しながら、長期間かけて資産を増やす。

仮想通貨をある程度扱える中級者以上

「取引所」を使い「指値」で下がった価格を狙って売買しながら短期・長期で利益を伸ばす。

長期保有は取引の基本です。
初心者は高値で購入し、大きく下落したときに焦りがちです。
下落はチャンスにもなるので狼狽売り【慌てて売ってしまう事】することなく、安値で少しずつ買い増して仮想通貨の保有量を増やしていきましょう。
5年、10年先を見越した取引が重要です。

費用に合わせた選び方

費用面を重視するなら手数料(スプレッド)が低い「取引所」を選びましょう。
「販売所」の数%の手数料(スプレッド)でも、投資額が大きくなるほど重くのしかかります。
短期トレードをする場合も同様です。
手数料(スプレッド)を甘くみると強く後悔することにつながるため注意が必要です。

仮想通貨の「取引所」と「販売所」に関するよくある質問

仮想通貨の「取引所」と「販売所」の違いは、多くの人に疑問が生じるポイントです。
初心者が押さえておくべき、よくある質問を抜粋して解説するので、仮想通貨を購入する際の参考にしてください。

初心者には「取引所」と「販売所」のどちらがおすすめ？

初心者には「販売所」をおすすめします。
「販売所」は操作がシンプルで初心者でもわかりやすいからです。
「取引所」は画面が複雑で操作方法がわかりづらいものの、取引手数料(スプレッド)は「販売所」よりコストを抑えられます。
仮想通貨を買うほど手数料(スプレッド)の損の差が大きくなるため、慣れてきたら「取引所」を利用しましょう。

仮想通貨の「取引所」と「販売所」での取引時間は同じ？

仮想通貨の「取引所」と「販売所」では、基本的に24時間365日取引できます。
仮想通貨市場は全世界で連動しており、時間や曜日に制約されずに動いているためです。
システムメンテナンスで取引が停止するタイミングには注意しましょう。

「取引所」と「販売所」の口座は同じ？

「取引所」と「販売所」の口座は同じです。
どちらで購入しても同じウォレットに入ります。
口座を家と例えるなら「取引所」と「販売所」は別々の部屋と考えるとわかりやすいです。
「取引所」と「販売所」は機能は違うものの、口座を切り替えることなく使用できます。
» 仮想通貨の口座開設の基本と選び方

「取引所」と「販売所」はどちらが安全？

「取引所」と「販売所」は、同一のサーバーで管理されているため安全性は同じです。
日本の「取引所」はセキュリティ面の評価が高いものの、過去に数回のハッキング被害にあった事実もあります。
自分の資産を守るためにも、個人で対策を行う必要があります。

取引手数料とその他のコストには何が含まれる？

仮想通貨を扱う上で必要なコストは以下のとおりです。

取引手数料

手数料は取引時にかかります。
仮想通貨取引所によって多少差はありますが、0.2%以下が一般的です。
取引手数料が無料の取引所もあります。

スプレッド

スプレッドは売値と買値の価格差を指し「販売所」での売買で必ず発生します。
購入金額の2〜5%ほどの額になるため、短期売買においては致命的です。

ガス代

イーサリアムなどの仮想通貨で、スマートコントラクトを実行する際にかかるトランザクション手数料を指します。
具体的には、NFTの発行・送金時などにガス代が使われます。
ネットワークが混雑しているほどガス代が高騰するため、一定の価格で安定するものではありません。

まとめ

仮想通貨の取引プラットフォーム内にある「取引所」と「販売所」の選び方について以下にまとめます。

取引所

ユーザー同士で仮想通貨を売買するため、取引を成立させるまでに少しだけコツが必要。
多機能かつ画面が複雑で敬遠されがちだが、手数料が0.2%以下と安いのでおすすめ。
スプレッドはかからない。

販売所

取引プラットフォームと仮想通貨を売買するため、取引成立までがスムーズ。
シンプルで感覚的に売買できる一方、手数料(スプレッド)が2〜5%と高額なのでおすすめしにくい。
短期トレードをする際には致命的。

仮想通貨のプラットフォームを初めて開設した際に「取引所」と「販売所」の選択肢に迷う方は多いです。
迷ったときは「取引所」を選べば間違いありません。
操作も見た目ほど難しくないので、積極的にチャレンジしましょう。
» 投資の成功率を高める仮想通貨のテクニカル分析